Colum福角祐子

コミュニケーションを科学する!~MBTI理論に基づくコミュニケーションスタイル 第3回~2018年05月08日

皆さん、物事を判断するときに何を大切にしていますか?何と言われても、立場や状況、内容によって違うよという言葉が返ってきそうですが、実はこの判断にも心の利き手、つまり心の指向があります。今回は判断機能についてお話をしたいと思います。

情報を取り入れ、判断する際、人によって2つの指向に分かれます。それが、思考機能と感情機能です。感情と言っても、よく使う感情的という意味とは違います。人が物事を判断するときに、「客観的分析や基準から、合理的に判断すること」を好むか、「人の気持ちや思いから、落としどころを見つけること」を好むかに違いがあります。これが、思考機能と感情機能で、前者の「客観的かつ合理的判断」が思考機能、後者の「気持ちの共感や調和」に着目する人は感情機能を指向しているという事になります。

感情機能を指向する人は、合理的プロセスや分析に基づく判断よりも、自分や他人の“思い”や値観感を重視したいという衝動があります。場の空気を読んで、みんなが納得できるところを見つけたいという思いです。

それに対し、思考機能の人は物事の原理原則、結果に至るプロセスを重要視します。客観的で合理的な判断ができるまで議論もいとわないため、感情機能の人から見ると批判的に見えるかもしれません。また、論理的でもあるため、とても賢そうに見えるかもしれませんが、頭のよさとはまったく関係ありません。思考機能の人は、自分なりのルールや基準を持っていることも多くあります。

職場で何かを決めるときに、感情機能の人の中でおおよその方向性が合意できているときに、思考機能の方が「そもそも、ここは〇〇だよね」、「本来はこうあるべき」など、原理原則論を話したとします。そうなった時、感情機能の人は、その場の空気を裂かれたような、もしくは批判的で冷たい印象を受けるかもしれません。あるいは、確かにそうだけど、でもねぇと周りの反応をうかがってしまうかもしれません。

逆に感情機能の人が周りの想いを大事にしている場面において、思考機能の人は「気持ちはわかるけど、その判断は適切なのか?」、「根拠となるデータはあるのか」など、判断の妥当性がなければ、イライラしているかもしれません。

このように、判断の仕方には違いがあるのですが、この違いがわからないと、「あの人は冷たい」、「あの人は自分のやりたいように決めている」など、お互いが良からぬ感情を抱いてしまう可能性があります。

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