オンライン研修を開催するための6つのポイント

 2020.06.26  木村昌子

皆さんは「オンライン研修」を受講したことはありますか?反対に、「オンライン研修」を実施したことはありますか?
ウェビナーと呼ばれる、オンライン会議システムを使ったセミナーに参加したことのある方は多くいらっしゃるかもしれません。しかし、「オンライン研修」となると、受講されたという方はまだ少ないのではないかと思います。
今回は、オンライン研修を実施するための6つのポイントをご紹介します。

1.システムの選定

Zoomなのか、Teamsなのか、Webexなのか・・・。弊社では、Zoomを選択しました。
理由は操作性の良さはもちろんですが、決め手はグループワーク機能があるという点です。会社内の制約があるかもしれませんが、自分たちの研修の目的を達成できる機能があるかという観点を含め、様々試すことをおすすめします。

2.操作の習得

研修の冒頭で、研修の目的が何か、何が求められる研修なのかを明確に伝えることが重要です。「インプット中心(講師の説明を聞く)」のか、「アウトプット中心(理解を深めるためにディスカッションや質問、意見交換等をする)」ものなのか、それによって受講者とのコミュニケーションの取り方が大きく変わります。
後者であるなら、特に、講師と受講生が離れていることを考慮して、積極的にコミュニケーションを取る工夫(働きかけ)が必要です。双方向性を築く様々な機能(はい/いいえボタン、手を挙げる、投票、反応(拍手や賛成等)等)を理解度の確認や質問の有無の確認、共感を表明する等に積極的に使っていきましょう。
そのためにも、講師が「操作に熟練している」ことは重要です。
操作に手間取る=時間のロス、理解度の低下、講師への信頼度の低下 に繋がります。操作練習だけでなく、同僚を相手にしたリハーサルも行うことも重要です。
この部分は、練習あるのみ、近道はありません。

3.必要なツール

オンライン研修では、画像のクリアさよりも「音声のクリアさ」が何より重要です。有線のイヤホン付きマイクを使用する、通信速度も音声に影響を及ぼしますので、ネットを有線で繋ぐなどの対応も必要です。
もう一つ、受講生の状況を把握するためには、PC以外にもう1画面用意することをおすすめします。

4.スケジュールの再調整

ウェビナーに参加した経験から、なぜか40分を過ぎると集中力がなくなることが多くありました。実際に、オンラインの場合の集中力の限界は3-40分だそうです。よって、研修は1時間1セット、10-15分は休憩を入れる という構成がお勧めです。
オンライン会議も同じですが、人は表情やしぐさを含めたノンバーバルな情報も得ようと画面を凝視するため、対面よりも高い集中をし、かつ神経を使っています。よって、対面よりも「疲労」に対するケアが必要となります。休憩の回数を増やし、PCから離れるという工夫が必要です。
ただし、あまり長い休憩を取ってしまうと、別の業務をしてしまい、研修に戻ってこれなくなることもありますので、ほどほどの時間に設定しましょう。

5.資料

PCの画面で見るので、フォントサイズは最低でも20pt。1画面に沢山文字を詰め込むと、非常に見づらいです。アニメーションを多用しすぎると時間コントロールがしづらくなります。プレゼンテーションツールを使う場合はシンプルに仕上げる方が、見やすいです。

6.セキュリティ

Zoomはセキュリティ面に懸念があるという方もいらっしゃいます。弊社ではPWの設定や最新アプリのインストールを依頼することにより対応しています。
また、受講される方にも、URLなどの開催情報を、たとえ社内であっても他に漏らさないことを周知することも重要です。
事前登録をするという仕組みもあります。現時点でセキュリティに関するトラブルは発生していません。

いかがでしたか?
始めるための第一歩としてのポイントをご紹介しました。
オンライン研修の理解度は?進行は?など気になることはたくさんあると思います。
7月2日に「COPC®CX規格CSP版ベストプラクティス オンライン研修体験ウェビナー」を開催します。
実際にオンライン研修を体験していただくことができますので、オンライン研修の受講を検討されている方、受講させたいが大丈夫なのか・・・等不安を解消できると思いますので、是非ご参加ください。

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