オンライン研修を考える~受講者を研修に集中させるには~

 2020.07.07  大場美智子

Covid-19の流行により、全国的にオンライン研修の需要が高まってきています。
オンライン研修であれば、在宅勤務中でも参加ができますし、オフィス勤務であっても、わざわざ研修会場に移動する必要がないので、効率的でもあります。
皆様の職場でも、従来の集合型研修をオンラインに移行したり、今後の移行を検討し始めたりしているのではないでしょうか。

とは言え、既存の集合型研修を、そっくりやり方だけオンラインに置き換える、というのは避けるべきです。

多くの場合、オンライン研修の受講者は、PC画面の前に一人で座っています。それが業務用PCであれば、受講中であっても仕事のメールやチャット等が容赦なく入ってきますね。すると、つい、そちらに気を取られてしまい、研修に集中できなくなってしまうことも考えられます。そのため、オンライン研修は集合型研修よりも、より研修に集中させるための工夫が必要と言われています。
では一体、どんな工夫をすればよいでしょうか?

受講者をより研修に集中させるためには、“注意を惹く”工夫が必要です。
一説に、集合型研修の受講者の集中力は約8分、オンラインでは4分が限界とも言われており、4分に1回は何らかの“注意を惹く”工夫が必要ということになります。
例えば、スライドを用いた講義であれば、内容を細分化して4分を目途にまとめのスライドを入れる、理解度を確認する質問を挟んで“手を挙げる”等の反応をしてもらうといった方法があります。他にも、クイズ問題を出して回答を競わせたり、短い動画を視聴した後にペアワークでディスカッション、プレゼン、といった流れで進めるといった方法もありますね。昨今では、ZOOMやTeamsなど、オンライン研修に便利なツールが多数ありますので、そういったツールの機能を活用して、積極的に受講者を“巻き込む”のもよいでしょう。

いかがでしょうか?
いずれにしても大事なことは、手段から入らずに、研修の目的・ゴールから考えて、学習のための最適な手段を選ぶ、ということです。まだまだCovid-19の流行の影響は続くようですが、この機会を好機と捉え、より効果の高い研修開発につなげたいですね。

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